生活指導
人と人とのコミュニケーションにおいて、最も大切でありながらここ何年も軽んじられていることがあります。
それは礼儀と道徳です。本校では、礼儀と道徳心をしっかりと身につくような学校生活になっております。
礼儀といっても難しいことや、堅苦しいことではなく、常に元気よくあいさつをすることからはじまります。校舎の中は、朝と帰りに限らず常に「おはようございます」、「こんにちは」と生徒の明るい声があふれています。
先生に対してばかりではなく、友達同士でも、言葉づかいをきちんと指導しております。さらに、自分の行動には責任を持つことなど、人として必要な礼儀を身につけるように指導を行っています。
その他にも、自分達で丁寧に掃除をすることを励行しています。教室・廊下はもちろんのこと、特別教室から洗面所まで、すべて「自分達の使う場所は自分達できれいにする。」という道徳心の入り口と考えているからです。
頭髪や服装を正すことも道徳心を養うべき重要な事柄です。
そして、各学期に1~2回行う個人面談により、学習面の指導だけでなく、学校や家庭における悩みや心配事に関しても十分に相談に乗れるようにしています。
生徒同士の交友関係もおおむねよく、先生と生徒の間も定期的な面談のみならず、普段からの“ふれあい”が十分行われていると自負しています。
卒業生からのメッセージ
先生方の面倒見が本当によく、生徒一人一人を本当によく理解して下さいました。先生方のご指導は生徒同士にお互いの頑張りや特技、性格を認めあうことの大切さを自然と身につけて下さり、今、大学でも、バイト先、部活で本当に役に立っています。また、周囲への気配りや、仲間を思いやることの大切さも学ぶことができました。
あいさつや礼儀が徹底されているので、そのまま社会に出れるような人材を育成している。
一番役に立っているのは「挨拶をすること」です。大学では教授達から、アルバイトを始めれば先輩から、クラブでは上級生からしっかりしていると思わせることができます。好感を持たせることができればこちらのものです。挨拶ができない人は能力の高い人でも印象に残らないようで割をくっています。大切にしましょう。
卒業してから松蔭の先生の優しさが身にしみてわかりました。在学中は守られていたととても実感しました。